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角の先が二股になったコーカサスオオカブト、見たことありますか？上の画像はそのコーカサスオオカブトの生きていた時の画像です。両方の角の先が二股になっていて、コーカサスオオカブトの進化系としてスーパーコーカサスオオカブトと呼んでいます。
この個体は、2006年にオークションで購入したものです。当時、こういった変異のあるコーカサスオオカブトをオークションで見た事があるので、よくある変異だと思って購入しました。
しかし、最近ネットで色々検索しましたが、こういった変異の画像が見つかりません。詳しい方おられたら、是非お教えください。
コーカサスオオカブトの詳細
学名：Chalcosoma caucasus
生息地：インドネシアからインドシナ半島まで
体長：最大13㎝オーバー
※このブログで紹介しているスーパーコーカサスはジャワ島イジェン産です。
スーパーコーカサスオオカブトは遺伝するのか？
2006年春に購入した個体は元気に生きていましたので、ブリード物の雌を購入し、遺伝するのか検証のためブリードしてみました。
初めてコーカサスオオカブトを飼育して、幼虫の凶暴さにビックリ、何度も指を噛まれそうになりました。
2008年夏頃、スーパーコーカサスの血を受け継いだ幼虫が成虫になりました。
しかし残念ながら累代一代目（上の画像）には形質が遺伝しませんでした。やはり二代目までブリードしないといけなかったのでしょうが、雄雌の羽化ずれもあり、以降のブリードは行えませんでした。
まとめ
スーパーコーカサスは残念ながら検証が不十分で、ただの突然変異や蛹化時の物理的要因でなどで、遺伝性の有無は分かりませんでした。
もしまたこういった変異個体を見つけた方は是非ともブリードしていただきたいです。
ちなみに、このブログのスーパーコーカサスは、一枚目の画像以外はライブ標本（生きているような姿で標本にする事）を今年撮影したものです。特にお気に入りの個体はこうしたライブ標本にすることでずっと、当時のまま楽しむ事が出来ます。
ライブ標本を作るコツもそのうちアップしていこうと思いますのでよろしくお願いします。
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